うわばみの娘

いや、もう、色々がまだまだですわ

「徹子の部屋」の花しごと

 『「徹子の部屋」の花しごと』を読みました。

 

 「徹子の部屋」は観たことはありますが、お花に注目したことはありませんでした。

 「徹子の部屋」のお花には、そういう物語があるんだなと思いました。東京を飛び出して千葉まで買いに行ったり、温度調節等で早い桜を咲かせようとしたり……。

 消え物だからと、決して妥協しないから、「石橋ミラクル」なるものがおこるのかな、と。

 また子育てのあとに介護をしながらも仕事を全うするのもすごいな、と。二兎追って、きちんと二兎得ていらっしゃいました。

 中井貴一さんのメロンジュースはこの方のお手製なのね、とか、内田裕也さんにそっくりなあの植物はなんだったかしら、とちょこちょこ思いながら、楽しく読めました。

 大田市場というところへ行ってみたくなりました。

 あまりお花には関心はありませんが、たくさんの花がある光景を見てみたいです。

 素人でも大田市場で買えるのでしょうか? しかし、買えても、ホテルで一輪挿しとして楽しんで、さよならなのが悲しいですね。

ざんねんなスパイ

 『ざんねんなスパイ』という小説を読みました。

 ツッコミどころが多いコメディ小説……でしょうか。

 登場人物全員クセが強いんですよ。しかしやはり主人公の老スパイがなんだかんだでマシに思えてきます。

 年齢で頭がぼんやりしているとか地の文であるくせに、ツッコミは上手いなというか……。比較的大事ではない場面では頭が冴えているんでしょうか?

 あと作中で、缶詰ばかりの食生活から中華鍋をふるえるようになるほどの料理上手になるのですが、小説とはいえ飲み込み早すぎるだろと思いました。教わる人がとても優秀でもあるんでしょうけど……本人の資質もあると思うんです。

 登場人物や話の流れもドタバタしていて読んでいて楽しかったですよ。紙媒体で笑ったのは久しぶりかもしれません。

 しいて言えば、もう少し早く標的の市長さん出してほしかったですネ。こんな思い『The Great Gatsby』以来ですよ。この小説もなかなかタイトルにあるギャツビー氏が出てこないネ。

 ……ふざけて、すみません。

ヒューガルデン・ホワイト

 昨日、ヒューガルデン・ホワイトを飲みました。

 私はビールが苦手です。しかし、飲めるビールと飲めないビールがあるのでは、と思いました。お店の方と相談してそれを飲みました。

 飲みやすかったですよ。私はきっとホップの苦みが苦手なんだと思います。

 オレンジピールコリアンダーシードが使われているらしいですが、よくわかりません。とりあえず、知っているビールから苦みを減らしたような味がしました。

 そしてわかったことは、私は量が飲めないということです。

 もともとアルコールに弱い体質ではあります。そういう量も飲めないのではあるのですが、並々と注がれたビールを全て飲まなければいけないというプレッシャーがありました。

 アルコールの適量だけではなく、「精神的に美味しく飲み干せる量」も大切なんだなと思いました。

 

巨峰紫

 巨峰紫(クレーム・ド・巨峰)を飲んだ感想です。バーテンダーの方、ごめんなさい。甘くて飲めません。あの時は飲み切りましたが、あの甘さはだめです。

 ひとくち飲んでハーシーのチョコレートシロップを思い出したのは、アレキサンダーを本当は飲みたかったからでしょうか。まぁあれも甘くて生クリームがきつくて飲みにくいなとは思いますけどね。アレキサンダーは懲りずにこれからも飲むと思いますが。

 しかしどこかで飲んだ味かなとは思いましたよ。やはり巨峰だからでしょうか。

 ぶどうを濃縮したらこうなのか、ワインに近い味を感じたのか。

 帰宅して橋口孝司さんの『リキュール銘酒事典』(新星出版社)を繰ったら出てきました。EUの規格で製品化しているんですね。ということは1リットルあたり糖分が250グラム以上。どうりで甘いわけです……。

 

エッグベネディクト

 エッグベネディクトとやらを食べました。すみません、画像は無いのです。あまり趣味ではなくて。

 会社の先輩が食べてみたいというので。私も食べたことがありませんのでお供感覚で。

 ハムが載っているのと、スモークサーモンが載っているのを食べました。

 食べ方が下手なせいで、イングリッシュマフィンで卵黄をぬぐうのに一生懸命でした。

 ポーチドエッグとハムとイングリッシュマフィンを一緒に口の中にいれることは難しいですね。イングリッシュマフィンはナイフで切りにくかったです。

 

 美味しかったです。

 ハムと卵が合うのは知っていました。

 スモークサーモンと卵は合うんだなと新発見しました。

 卵白のぷるぷると、卵黄で乾燥しているイングリッシュマフィンをまとめてくれるような感じがしたんです。ポーチドエッグが無かったら、イングリッシュマフィンに口の中の水分をとられていたのではないかと。

 

 また付け合わせのサラダも、ドレッシングが多く使われていなくて、味が濃くなかったんです。最初は「む! 美味しい」と感じました。

 途中から酢が薄めで少し物足りない気もしましたが、濃いよりかはマシです。ポーチドエッグやハムやサーモンで塩辛くなった口内をさっぱりさせるためにちょうどいいと思えます。

 先輩は「酢がきつくなくて美味しい」と。

 ……もしかしたら、酢ではなく、ビネガーなのかもしれませんが……。

 

 今度は作ってみたいと思いました。

 沸かしたお湯に、酢をいれてポーチドエッグ形成してみたいです。

デュワーズ

 デュワーズハイボールとストレートを飲み比べしました。

 ハイボールを薄めに作ってもらったので、言うのもなんですがよくわかりませんでした。

 ストレートはトロッとしていました。オイリーと表現するのですか?

 香りはあまり感じないと思っていたのですが、なんとなく甘いかなぁと。

 ブレンデッドの味は……まだまだですね。いつかわかるようになりたいものです。

 もちろん、シングルモルトの味もわかるようになりたいです。

ノイリー・プラット ドライ

 「ノイリー・プラット ドライ」を飲みました。「チンザノ ドライ」より甘さは無いように思いました。

 どちらが好きかと聞かれたら、今のところは「チンザノ ドライ」でしょうか?

 まだ舌がおこちゃまのようです。甘いお酒が好きなんです。例外もございますが。

 いつかはマティーニを飲んでみたいですね。カクテルの王様はどのような味がするのでしょうか。気になります。